〜誤認識〜

今回は良く使われる単語の誤認識について書きたいと思います。
簡単に言うと、使い方が間違っているものを挙げていきます。

まず初めに
「アツい」という言葉。
これはギャンブル関係の語録から派生したものと思われます。

間違った使い方を少々…
例)北斗の拳「ダ・ナ・ゾは激アツ!」
例)吉宗「爺BIG時の効果音は激アツ!」
例)巨人の星「通常時逆打ちナビは激アツ!」

上記例の共通点はお解かりでしょうか?
そう、どれも確定演出なんですね。
「アツい」という単語は、まだ何も確定していない時に使う単語です。
例えばスーパープラネットのプラネットorボーナスの出目。
プラネットの確率は約1/800。
即ちほぼボーナスの目ではあるのですが、薄い確率でプラネットもある。
さらに、右リールがプラネットを取れない位置で停止すると
次ゲームまでボーナスかプラネットこぼしかは解りません。
こういう場合に
「アツい」
という単語を使うのが最適だと思います。

次に
「判別」という言葉。
ここではフラグ判別の事を指します。

一般的にフラグ判別とは、BIG・REGの両方をカバーできる位置で押すことを指します。
大花火の一枚掛け中リールHANABIサンド絵柄の上のHANABIを中段にビタや
サンダーVの左中段に三連Vの一番上のVをビタ等の事です。

よく使われる誤った例を

例えばスーパープラネット(またか)
この機種には、BR判別はありません。(1枚掛けの話)
配列を見ると、ビタ押しすれば判別できそうですが、制御上無理なんです。
「左リールから7を狙って、Superならそのまま揃う。REGなら揃わない」
これは誤った使い方です。
何故ならそれは、”Super(BIG)を狙ってハズレ=REG”ですから。
上に挙げた判別の意味とは全く違います。
同時に狙っているわけではありませんからね。

同様にHANABIもそう(同じく一枚掛けの話)。
「ドンちゃんを狙ってはずれればREG」
一体何を言っているのやら…という感じがします(苦笑
上記例等は、BR判別とはちょっと言い辛いですね。

まぁ、BR判別などという言葉は最近では全然聞かなくなりましたし
判別の事ではあまりとやかくいう必要は無いのですが
初めの「アツい」の誤認識。
これは4.5号機時代に入ってからいたるところで目に付きます。
古くからあるスロット雑誌等では使われていないみたいですが
北斗、吉宗人気に伴って、聞いたことの無い雑誌も増えてきました。
そういうある意味”いかがわしい”雑誌の影響か
最近スロットを始めた方にこの誤認識は目立ちます。

日本語は難しいです。
スラングも沢山あります。
スロットが好きなら、スロットの用語の意味をきちんと理解するのも
打ち手(ユーザー)のマナーなのかも知れませんね。

結局いつものメディア批判かよ…